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永目 諭一郎; 末木 啓介*; 馬場 澄子*; 中原 弘道*
Physical Review C, 41(3), p.889 - 897, 1990/03
被引用回数:32 パーセンタイル:84.91(Physics, Nuclear)Auをターゲットとして、陽子、ヘリウム-3、粒子誘起反応を、生成物の励起関数、反跳飛程、核異性体生成断面積比を測定して調べた。中性子放出だけを伴う(particle,xn)反応では、複合核を経由する反応の特徴を示した。一方荷電粒子(陽子、粒子等)放出を伴う反応では、直接反応の寄与が大きいことがわかった。また、Au(p,pn)Au反応では、高スピン状態にある生成物Auと低スピン状態のAuとの間に生成機構に顕著な差が見られた。(He,2p)反応では、一段階の一中性子移行反応の典型的な特徴を示していた。実験データと統計モデルの計算との比較の結果、(particle,xn)反応に関してはよい一致が見られた。また、複合核経由の反応について、複合核のスピン分布から核異性体生成断面積比を予測する。半経験的方法を提案した。